家族の介護疲れによるうつ病が増えています

高齢者社会といわれる今、家族が高齢者の介護を行っているという家庭も以前に比べて増加しています。そのため、「介護うつ」になる人も少なくありません。

介護うつは介護をしている家族がうつ病にかかってしまうということです。介護をするのは、精神的に非常に負担がかかるもので、現在4人に1人が介護うつであるといわれています。

厚生労働省の調査によると、「介護に関してストレスを感じている」と答えた人の割合は60%を超えているとのこと。特に、「家族の介護や病気がストレスになっている」と答えた人は7割近くに上っています。介護する人の中には「責任感」を強く感じてしまい、無理をしてしまう人が多いようです。中には、「老人ホームやホームヘルパーに頼るのは無責任だ」と思い込んでしまっている人もいます。介護に対する責任感を強く感じてしまう人ほど介護うつになりやすい傾向があるので、自分で抱え込まずに、周囲に介護のことを相談することも大切です。

介護の相談は他の家族や友人にするのもいいですが、介護に関して抱えている不安が解消されない場合は、介護のプロに頼むのも1つの手です。今、老人ホームやホームヘルパーを利用している人は数多くいます。この機に責任感から解放され、このような介護サービスを利用してみるのもいいのではないでしょうか。

老人ホームなら、24時間365日ずっと介護のプロが見てくれるので私たちにかかる負担がかなり軽減されます。家族を老人ホームに入居させたからといって、「無責任」ということはありません。自宅近くの老人ホームにすれば、頻繁に会いに行くこともできますし、何よりも介護している自分の健康を守ることができます。介護うつもなくなることでしょう。

老人ホームは公的施設と民間が運営している施設があります。今、老人ホームの入居も順番待ちの状況となっているので、申請したからすぐに入居できるという状況ではありません。そのため公的施設だけではなく、民間の老人ホーム等も複数申請しておきましょう。

老人ホームを検討する場合は、介護サービスや施設が充実しているか、そして交通の便が良く会いに行きやすいかどうか等の立地もよく確認しておく必要があります。杉並区にある有料老人ホーム「もみの樹」は安全面に配慮した建物となっており、介護サービスも1人1人に合ったきめ細かいケアサービスを提供しているので、安心して任せられます。こちらは京王井の頭線沿いにあり最寄りの駅からも近いので、交通の便も問題ありません。施設内には家族団らんできるリビングルームが設けられているので、一緒に住んでいなくても一緒に過ごす時間をつくることができるので心配ありません。

介護はする側にとって大きな負担がかかりやすいので、うつ病になる前に老人ホーム等のサービスを利用してみましょう。