疲れ目を解消するのに効果的な栄養素である亜鉛の特徴と効果には、視神経の伝達を助け、粘膜を強くするといったものが挙げられます。このようなものは、即効性はありません。即効性だけを求めるのであれば、抗酸化物質が有効です。点眼薬などにビタミンＣやタンニンといったものが含まれているのを目にすることが多くなりましたが、これらは抗酸化物質です
。「疲れ」を感じる原因には、活性酸素があります。活性酸素が人の身体に疲れを感じさせているのです。身体の機能が正常で、活発であるならば、活性酸素は分解されて無力化しますので、疲れを感じることはありません。しかしこの機能はだんだんと衰えていきますので、加齢とともに「疲れが取れない」といった感覚を持つようになるのです。抗酸化物質は活性酸素を除去しますので、疲れには即効性を期待することが出来るのです。
しかしこれは「疲れるようになった原因」を解決しているものではありません。取り除くと同時に、目を健康にすることが必要です。目の健康には、亜鉛も不可欠です。牡蠣や豚レバー、ホヤ貝、牛肉の肩やヒレ、たまごなどに多く含まれています。たまごや肉類は比較的取り入れやすい食材ですが、そればかり食べているわけにもいきません。不足していると感じたら、サプリなどで取り入れるのもアリです。